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2020.10.05

RPAとは?スモールスタートで始める導入のポイント

RPAとは

従来までの働き方が見直され、企業はより生産性の高い業務を行うことで競争力を高めていくことが求められています。それと比例して働き方も多種多様化し、限られた時間の中で、いかに価値を創出することができるかを考える機会が多くなりました。

特に近年ではデジタル化が急速に進んでいます。社内でも「DX」「業務のAI化」「デジタルシフト」といった言葉を耳にする機会が増しています。

その中で比較的導入のしやすさで注目を浴びているのがRPAです。
RPAとは、「Robotic Process Automation/ロボティック・プロセス・オートメーション」の略で、仮想労働者(デジタルレイバー)として生産性向上への期待が集まっています。

RPAの市場も2017年ごろから本格的に拡大し、2021年には、約5,800億円の市場規模になるであろうと予測され、導入の拡大が見込まれています。
(参考:RPAでできることとは

RPA導入の3つのメリットとは

では実際にRPAを導入することで得られるメリットとは何でしょうか。
主なメリットは大きく3点あります。

①ヒューマンエラーの減少による業務品質の向上
企業は多くの商品情報、顧客情報を取り扱います。そこには必ずデータ入力などの人の手を介在するためミスはつきものです。しかし、RPAは、一定のルールに基づいてロボットが人に代わって手順通りに稼働します。そのため、ヒューマンエラーによって生じていたミスの発生軽減が見込まれ、業務品質の向上が狙えます。

②業務の効率化・工数の削減
RPAは365日24時間年中無休で稼働してくれます。既存の業務の中でも特に毎日行うような定型の業務をRPAに置き換えることで、その部分に割いていた工数削減を狙うことが可能です。

③強化事業へのリソース投下が可能
本来工数をかけたい業務がある中で、定型業務が障害となり人的リソースが投入できないケースがあります。RPAによる代替えが可能になると、これまでリソースを割くことができなかったクリエイティブな業務に時間を割けるようになり、強化すべき事業へのリソース投下が可能になります。

特に属人性の高い業務などは、人材の入れ替え時に引継ぎや教育に多くのリソースを割くケースがあります。しかしRPA導入によって既存業務の標準化が進み、生産性向上と業務改善効果が見込まれるようになるのです。
特に書類関係を多く扱うような業種(不動産、賃貸、自動車販売業など)や営業事務といったバックヤード部門との相性がよいといえるでしょう。実際にそのような業種での導入事例も少しずつですが増えてきています。

スモールスタートで始めるRPA導入

一方でRPAはどの業務でも代替えができるというわけではありません。一定の手順が決まっている定型業務をRPAに置き換える導入ケースが主流です。
例えば、基幹システムへの登録作業、ポータルサイトや自社のシステムからExcelへの情報抽出など、下記のマトリクスのように一定のフローで運用している業務かつ手順が簡易な業務量の多いものは導入効果が高いといえます。

しかしながら、また業務によっては部署をまたぐことや、複数のシステムとの連携する業務もあるでしょう。RPAを導入していくためには、いきなり業務全体に着手するのではなく、あくまでも導入可能な簡易な業務からスモールスタートさせることもポイントになります。

まずは導入効果の高い業務とは何かを見極め、RPAの導入を契機に既存の業務フローの見直しを図ることで、業務改善の推進にもつながります。

工数2,200時間削減でRPA導入効果を実感

実際に当社でも2017年から試行錯誤しながらRPAを導入し、30の業務で115体(2020年9月現在)のロボットが稼働しています。そして、2019年には年間の運用実績として、約2,200時間の工数削減の結果にもつながっています。

導入した部署からは
「時間削減・転記ミス防止につながった!」
「後回しにしていた業務が抜け漏れなく対応できるようになった」
「付加価値を高める業務ができるようになった」
のような声が出始め、RPA導入を契機に、業務改善に対する機運も高まるようになりました。
(参考:【RPA活用事例】削減効果だけじゃない!間接部門の生産性を高めるRPA活用とは

RPAは、導入したから終わりというわけではありません。まずは導入できそうな業務を皮切りに、実際に業務を行っている現場でのトライアンドエラーを繰り返していくことで、自社にあった生産性向上を目指していくことが可能になります。

RPAの業務選定と優先順位のつけ方についてわかりやすく、より詳しくまとめた資料です。是非併せてご確認下さい。

 

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